アリスは憂鬱な夢を視る( 半無登録 / NBL / 提供おじさん )

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赤の女王  2017-10-15 11:00:59 
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「アリス、アリス。そっちじゃないよ、ほぅら、こっち」

誰かが誘導する。導くように進むべき未知な道を。


「みんな、新しいアリスがきたよ。白兎、書類の準備を。チェシャ猫、悪戯はまだ駄目だってば。ライオン、お得意のホットミルクで出迎えてあげたら?」


誘導される声が他にも誰かが存在する事を説いている。
時折、アリスアリスと囃すような声が遠くに―――。



    「   助けて、アリス   」
 


最後に聞こえたのは苦しそうに綴られる女性の声だった。




「        」
繰り返されるアリスアリスアリス……。
僕は私は俺はアタシは”アリス”だったのか____。






>再建トピ



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  • No.36 by カフカ  2017-10-16 19:47:20 




>メリー


( 刺々しくも甲斐甲斐しさを感じる言葉ににっこりと、それこそ効果音でも付いて来そうな笑顔で肯定の意を示して。密かに眩く暖かな温度を放つ太陽を恨みがましく思っていた所に彼から声が掛かったものだから真紅の瞳を円くし幾度かぱちぱちと瞬かせ。遮断された日差し、日傘の中で直ぐ傍らに佇む彼の優しさに又触れると元々余り備わっていなかった彼女の警戒心が零と化し、歩みを続け乍後ろに組んでいた手を徐に彼の腕へと回し、するりと身体を密着させては口角を上げ微笑み掛けて。其れは先程まで一心不乱に薔薇の花弁を千切っていた少女と同一人物だと言われても疑わざるを得ない、何処までも澄んだ笑顔であり。自己紹介と言うには端的過ぎる気もするが、再度ルージュの乗った口から飛び出したアリスという単語には気にした素振りを見せ。自分の名前も覚えていない憐れな自分と、数刻前に会ったばかりの彼とを天秤にかけ、然しその天秤は易々と彼へと傾き未だ理解していない状況と意味を真摯に受け止め「そう。私はアリスなのね」微かな笑みと共に呟いて。住居の選択肢が数多く有る事に嬉しさと驚きを綯い交ぜにした表情浮かべ、軈て考えを巡らせていた彼女の口から飛び出したのは彼の告げた選択肢にないもので。 )
メリーの家に住む、っていうのはダメなの?



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