それは出来ない…故郷を忘れるなんて (厳しい問いかけにすぐさま顔を上げそれは出来ないと首を振り、生まれてからずっと暮らして親しみのある国を簡単には忘れることは出来ず。そのせいで完全に国が滅びることになったらそれこそ家族に顔向けすることが出来なくなると「…分かりました、これから国を背負う身として弱音は吐きません」彼の目を真っ直ぐに見つめ)