それでも俺たちは必ず国を取り返し、あるべき場所へと帰る…そうだろう?(彼女にとっては生まれてからずっとこれまでを過ごし、家族との思い出も染み付いた土地でもあるこの国を離れることの辛さ、悲しみの深さは到底自分には理解が及ばず。しかしこの別れは一時的なものであり、必ずまた帰ってくるのだろうと、そう彼女を元気づけようと口にして、自分の力で必ずそれを実現してみせると誓って)