【喰い合い】VAMPIRE・CASTLE

>ドゥガー

そう言って下さると信じておりました。貴方にこうして温めて頂いているのですが未だ本調子では無いのです。血液を少し頂ければ直ぐにでも回復すると思うのですが…？
( 直ぐに機嫌を良くする相手に胡散臭い笑顔を向けると片手で背中を撫でる手を払いながらしゃあしゃあと嘘とも真実とも取れないような言葉を並べ。細められている瞳を僅かに開き蜂蜜色の瞳を覗かせるとちらりと相手の健康的な首筋に焦点を合わせ口元には鋭い牙を覗かせて )


>イーニアス

それならば人間を快楽に陥れる遊戯など如何です？吸血鬼は吸い方によって対象に苦痛を与えることも快楽を与えることも出来る筈です。如何に人間を快楽に突き落とすか考えるのもなかなか愉しい物ですよ。
( 共に足を並べて相手と街へ向かって足を進めていたが相手の述べた理由にそれならばと言葉を返し。自分は正直苦痛に歪む顔を見るのも快楽に蕩ける顔を見るのも好きで其の選択はその時の気分次第であったが、今日はどちらにしようかと考えつつ人気の少なさそうな路地裏を狙い人影を探しており )


>ミスリア

嗚呼、いえ、"美味しそうだな"と。
( 暫く獲物を狙い済ますように相手の首筋を見詰めていたが相手がそれに気付いた様子であったのでいつも通りの嘘臭い笑顔に表情を戻すとそんな言葉を相手に与え口元を緩め )
貴方はいつも美味しそうに見えますがね、ミスリア。