カフェの店主 2017-10-03 14:42:12 ID:209ab2ce7 |
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ストーリー
神都『叢雲』…明治時代の古き良き趣がある都の表通りの一角に一つの大きなカフェがあった。名は『翠夢』と呼ばれカフェの従業員は男性半分の女性半分で神都ではまずこのカフェの名を知らぬ者がいないとされる程評判のカフェであった。ただ、この翠夢にはもう一つの顔があり、結界石の隙間から現れ夜な夜な人々を悩ます妖や異形の悪憑神の調査及び討伐をする機関『月詠』の神都内の支部でもあった。ここの従業員が妖の者や悪憑神を討伐する際は己の愛刀が人として具現化した存在『聖霊刀』と己の中にいる幕末最強の剣士の集団『新選組』の魂があり、その魂が持つ剣技や己の鍛えた技を使って討伐していた。昼はカフェの仕事、夜は妖や悪憑神の討伐と忙しくも楽しい日々を過ごしていた。たが、地方の結界石が次々と破壊され、妖や悪憑神が増加し、それに関連した事件も毎日のように起きていた。それは翠夢で過ごす従業員にも言える事であり、ただでさえ忙しいカフェの仕事との両立をしては従業員全員が疲弊してしまうと考えたカフェのマスターは聖霊刀の力の一部を人として具現化させ、使い手達に別の武器を持たせ監督役兼状況判断などを行う『御剱』。そして己の半身である聖霊刀を持ち身体能力と戦闘力に優れた『霊刃』の二人一組の体制を作った。妖の者や悪憑神の討伐の影に見え隠れする者達。人間と変わらぬ姿の聖霊刀との絆。これは、そんな戦いと日常の日々を描いた物語
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