とある政府役人 2017-10-02 00:09:17 |
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(所属する本丸が解体され、かつて主だった審神者なる人間は何処かに連れて行かれたらしい。そのまま政府役人と名乗る人間に連れられて、部屋なるものを充てがわれてから暫く経って、気が付けば新しい本丸と主が与えられるという。説明を聞かされて最初に思ったのは、ようやく使って貰えるのかという淡々とした義務意識だった。道具である己は使われてこそ存在価値があり、武器である己は戦ってこそ真価を発揮する。だから、まるで人間のように自分を扱う政府役人には首を傾げるしか無かった。繊細な硝子細工じゃあるまいし、そこまで丁重に扱われる意味が理解出来ない。まあ、次の主の元でなら、また道具として使って貰えるだろう…そんな風に楽観視していた。
連れて来られた新しい本丸で出迎えたのは女の審神者で、使われるのなら性別年齢容姿は問題にもならないが、問題だったのはその先だった。引き渡されてすぐに向かったのは、本丸の大広間と呼ばれる箇所。以前の本丸では足を踏み入れる事さえ無かったその場所には沢山の刀剣男士が控えていて、入るのと同時に一斉に視線が集まった。新しい武器が来たら、まあ、気になるよなぁ…と、ぼんやり考えていると、刀剣男士の一振りが声を掛けてきた。ああ、確か、自分と同じ槍であり、天下三名槍の一本でもある、蜻蛉切。すでに優秀な槍がいるのに、審神者は何故自分を引き取ったのだろう。少しだけ不思議に思ったが、数がある方がいいのだろうと自己完結し、挨拶を返す事も無くすぐさま主に顔を向ける。それが蜻蛉切や他の刀剣男士達の歓迎の言葉を丸っきり無視したような態度になっている事に気付くはずも無く、終始真顔のまま)それで、俺は何をすればいいんだ?戦いに使われるのが一番だけど、それ以外の用途でも構わないぜ。まだ用が無いって言うなら、蔵にでも引っ込んでおくけど
(/プロフ、ロルテ共に提出ありがとうございます!どちらも不備はございません。相性も問題無しと判断させて頂いたので、これからお相手よろしくお願い致します。こちらのロルや対応を見てそちら様の相性に引っかかるようでしたら、遠慮無く参加を取り消して頂いて構いません。それとうっかり書き忘れていたのですが、展開や状況によっては一時的にキャラチェンジをする可能性もあります。それに関しては大丈夫でしょうか?それと、御手杵の錬度はどの程度が良いか教えて頂きたいです。具体的な数字でもいいですし、そちらの蜻蛉切さんより上、下、等のざっくりとした感じでも大丈夫です!)
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