匿名さん 2017-09-28 12:34:33 |
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怜はムッとし、体を起こし、腕を掴むと思い切り引き寄せた。
怜)関係あるよ!僕は、ゆうきが好きなんだ。なにをするのもゆうきと一緒じゃなきゃ楽しくない。ゆうきと一緒じゃなきゃ、意味がない。ゆうきと一緒じゃなきゃ...僕は、何のためにこれ作ってるの!
怜は、引き出しから箱を取り出した。中を開けると、マフラーが入っていた。
怜)ゆうきには、紫色が似合うと思って、仕事の合間とか、ゆうきが居ない時にこれ作ってたんだ。もうすぐ、完成するんだ。ゆうきなら、喜んでくれる、絶対似合う、恥ずかしそうにしながらも首に巻いてくれる。そう思って、作ってたんだよ。関係ないなんて、言われたら誰の為にこれ作ってたのかわからないよ。
怜はそう言うと、その場に座り込み、泣き出した。
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