陛下。答えはもう、既に御判りのはずだ。…あなたを罰する事など出来はしない。それは王に付き随う騎士であるからではなく。――また会えて、よかった。拙い言葉しか紡げず口惜しいけれど。本当に。本当に、ただそれだけなんです。 …糾弾すべきは僕の傲慢さにも等しく。共に行くが如何な獣道であれ、もう一度守ってくださると言うのなら。この身、この運命。あなたの剣に委ねましょう。