───陛下、陛下。ご存知ですか?僕、あなたの事をこんな風に御呼びするんですよ。否…お呼びする筈でした。星の輝きたる聖剣を振るいし騎士、アーサー王よ。あなたは今も世界の何処かで、誰かを、守るべき貴婦人を救っているのでしょうね。おやすみさい、運命じゃない人。