逆転ロミオとジュリエット

（/いえいえ。寧ろお忙しいそうなのであなた様の体の方が心配です。肌寒くもなって来ましたしあまりご無理はなさらないで下さいね。近況伝えて下さりありがとうございます。お待ちしておりますのでまったり絡みましょう(^^)素敵なロルで長いものは好きですので嬉しいです、問題ありません。綺麗なロルで参考にさせて頂きたいくらいですw）


（あの夢のような再会をした後で教室で友達やクラスメート達の中に入り雑談しつつも思い出しておりにやけそうになるのを押さえ込み話に花を咲かせていて。あの後は敢えて距離を取り生徒と教師という距離感を意図的にしているのには訳があって。そう、これは作戦でありちょうど今頃肩透かしにあったような心境であり何もないことに安心もしているであろう相手はきっと油断しているはずだと内心ほくそ笑みつつその時が来るのをハンターが獲物を狙うような気持ちで待っていて。そうこうしていればチャイムが鳴り授業の始まりを告げておりガラガラと教室に入ってくるのは先ほど再会した彼、もとい彼女で。散り散りに席に戻って行く友達やクラスメートにこちらも自分の席へと着席して）

…しょうがない。長谷川先生の指名なら受けないわけには行かないか…いいですよ、俺が司会やります。
（どうやらそろそろ始まる文化祭の出し物を決めるようでカリカリと黒板にチョークで書き始めた相手を見つめていると書き終わりチョークの粉を払う彼女に進行役をとご指名を受けてしまうも、まさに転機が訪れたとばかりに内心キラリと目を光らせているのだが表情にはお汲みにも出さずに人当たりの良さそうな笑顔を向けて了承すると席を立ち上がり教壇にいる彼女の隣へ移動してはギリギリ教壇に隠れるような位置で彼女の手に触れてスーっと手のひらを指でなぞり何事もなかったかのようにクラスメート達に視線を向けて“何かやりたい出し物はないか？色々挙げて行ってくれていいぞ次々言っても先生が頑張って書いてくれるから”と告げるて皆口々にメイド喫茶やら執事喫茶やらお化け屋敷やらつらつら挙げていき。“ほら先生早く書かないと追いつかないよ？”悪びれることなくにこにこ笑顔を向けたまま相手に指示して）