逆転ロミオとジュリエット

(/わああ！ありがとうございます……！今月、長くて来月まではバタバタしているので不定期になってしまうかもしれません……！！必ずお返事は書きますので待って頂けると幸いです(泣)
初回は長くなってしまいましたがこんな感じでどうでしょうか……？返しにくい等ありましたら変更致しますので気軽に申してくださいませ……！)


( 授業の合間、ほんの少しの安息求め職員室の自身の城へと腰を下ろせばやわらかな白い湯気を放つコーヒー片手に自身の受け持つ生徒達の名が記された出席簿へと指先滑らせ。少し前に驚きの再会を果たした彼女…否、彼の名前をそのままひと撫で。あれから身構えていたものの特に何も無い様子に安心して良いのか悲しんで良いのか…至って普通に生徒と教師の距離として正しいのかは分からないがそれなりの距離感で接することが出来ていることにほうっと温まった吐息を吐き出し、やがて空になったマグカップを自身のデスクへ置いた後、細身の腕時計へ視線落とせば丁度よい時間。出席簿を閉じ小脇へと抱えつつやわらかなシフォンスカート翻し、瑞々しい匂い立つような若さ溢れる生徒達に声をかけられればにっこりと微笑み携えながら手を振って。がらり、チャイムがなると同時に担任務める教室のドアを開き何も言わずともぞろぞろと着席していくいい子達に口元緩め。黒板にチョークを手に持てば左端に大きく「文化祭の出し物決め」と書き留め。)
……そろそろ文化祭だから出し物決めをします。皆で素敵な文化祭にしましょうね。…それじゃあ相沢くん、司会をお願いしてもいいかしら？( 書き終わると同時に指についた粉を払うのを兼ねパンと両手を１度打ち、くるりと振り向けば授業の号令がかかる。全員が着席したことを確認すればクラスのムードメーカーである彼ならばきっとうまく回してくれるだろう、先程紙の上で視線向けていた名前を口に出して )