五ろの図書委員 2017-09-09 17:45:51 |
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なっ…
(照れる様子を見てもっと言ってやろうといたずら心にさらに拍車がかかり言葉を続けようとしたが、予想外の相手からの返しに思わず声を失い。雨の如く次々と投げかけられる己の褒め言葉の数々を聞いているうちに、心臓の鼓動が速くなって顔が段々と紅潮して行き。次第に気持ちが昂り、必死に失われそうな冷静さを取り戻そうする中、もしここで褒め言葉をもっと聞きたいと言ったら、相手はどんな反応をするだろうと考え付き俄然興味が湧いて。ならば、と相手の両肩を掴み己の方に引き寄せては、真剣な眼差しで相手の目を見詰めながら「それと? なんだ? 続きを聞かせろ」と語調を強めて話し)
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