悲しき鬼 2017-09-03 18:02:37 |
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ふふ、ありがとう!
(彼から湯呑みを受け取ってはじんわりと手の平に伝わってくる温かさにまるで心まで溶けていってしまうような感覚を覚えればふにゃりと気の抜けた笑顔を浮かべ。早速一口、と湯のみの淵を唇に近づけたところふと肩に暖かな体温を感じれば「……なあに、?」と優しげな笑顔を浮かべながら彼の頭の方へ軽くこつん、と首を傾げて。彼と触れ合っている肩から伝わる優しい体温に思わず目尻を下げてはこんな事で気分の上がる自分は単純だろうかと思いつつ思わず笑ってしまい。)
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