「お母さん、どうして人は5本のゆびがあるの?」「お父さん、どうしてひだりはこっちなの?こっちがみぎじゃだめなの?」子供ながら妙に、哲学的な疑問を両親にぶつけていた筈が大人になるにつれ、これはこう在るべきなのだ、と無意識に思って生活する様になる。指が五本あるのは当たり前、右左はそう決まってるから。そこにあって当たり前、そうであるのが当たり前。果たして、本当にそうだろうか。じゃあ、当たり前じゃないことが起こったら?例えば、異世界にトリップ。人知を超えた非科学的現象すらも当たり前と言えるのだろうか…。
これは人知を超えた出逢いを果たした一人の少女と、裏の世界に住む者達の不思議なお話。
-------- 合図ガ有ルマデ レス禁止 --------