【 MAFIA ‐ Adventures in Wonderland 】

【 物語 】

電子機器 医療 教育制度 等全てにおいて急速且つ高度な発展を遂げた20xx年の日本。新たにФ型と呼ばれる血液型が発見された。Φ型には先天性と後天性があるとイギリス某大学の研究により判明。Ф型の人間は特異能力を所有しており、当然ながら悪用する者も増加の一方を辿っている。事態を重く受け止めた政府の重役達が秘密結社[ ALICE ]を設立。Ф型犯罪者に対する権限を全て[ ALICE ]に任せる事で政府はФ型犯罪者への責任を放棄。
これはそんな秘密結社[ ALICE ]とФ型犯罪組織[ BLOOD ]の物語。


【 ALICE 】
[ BLOOD ]と同じくФ型の人間で結成された組織。構成人数は少ないものの手練が揃っている。完璧な衣食住と大金を得られるとあって一般市民からは羨望と嫉妬の念を受けるが、イコールとして危険な命の遣り取りが約束されている。他にも医療や学業、その他様々な制度に関しては対Ф型犯罪者組織として破格の待遇を受けられる。左腕に、黒地に白い字でALICEと書かれた腕章をつけている。
※ 政府及び世界から切り離された組織。例え死人が出たとしても政府等は無責任と契約を結んでいる。逆に言えば何をしても咎められる事は無い、という解釈だが無闇な殺生等に対しボスは厳しく規律を取り決めている様子。


【 BLOOD 】
Ф型として得た特異能力を悪用し、犯罪を犯す組織。ボスは存在しているものの無法地帯の様なもので、厳密な規律や絶対的な手順は無い。誰かと組み犯罪行為に勤しむ者も居れば一匹狼も。とは言え組織の名を著しく貶める様な行為を働いた者はボスに消されてしまうらしい。[ BLOOD ]のメンバーとして認識する為か右腕に血を模した様な色のバンダナを着けている。
※ 一般人が権力を振り翳す様に[ BLOOD ]の名を騙って犯罪行為を行った場合もボスが手を下しているらしい。


【 一般人 】

要するにモブ。[ ALICE ]及び[ BLOOD ]の存在は認知しているものの、自身とは異なる人種として羨望や嫉妬、恐怖を抱く者も居る。逆に有効的に接する者も居るが、当作中にはモブとして会話の中に登場する程度の予定。


【 Φ型 】
血液型の一種。昔は超能力等と呼ばれていた者達も、新たな検査によりΦ型と判明する事例が多発している。先天性Φ型と後天性Φ型に分けられ、先天性の場合は最終奥義を扱える反面リスクが大きい。後天性Φ型は第二解放までしか出来ないものの、大きなリスクを負わずに特異能力を扱う事が出来る。


【 第一解放 】
Φ型の人間が必ず出来る段階。決め台詞無しで出来るものの、全体を100%とすれば30%程度の威力しか出ない。

【 第二解放 】
[ ALICE ]及び[ BLOOD ]のメンバーは全員第二解放迄可。決め台詞が中二病臭い場合もあるが、何かしらの決め台詞を持っている。全体の70%程の威力。

【 最終奥義（ 第三解放 ） 】
Φ型の人間の中、[ ALICE ]及び[ BLOOD ]の人間の中でも開花させたのは数える程度。基本となる第一解放の応用を最大限迄膨らませた能力の為、全体の100%と威力は高いものの相応のリスクを伴う（ 例：全てのΦ型人間のΦ型因子を消し去り、一般人として生活させる事が出来る代わりに命を失う、等 ）。