風人 2017-08-24 08:36:34 |
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コラム 第三次世界大戦以外にも地球は滅亡していた!?(かもしれない)2
先の項で紹介した今川監督『ジャイアントロボ』シリーズも悲惨なものだが、これよりもさらにきびしい作品がある。
『真(チェンジ)!!ゲッターロボ 世界最後の日』である。
地球が静止や燃え尽きるだのあげくには世界最後の日、である。
この作品のゲッターロボはゲッター線をエネルギーとするインベーダーと戦っていたらしいのだが、流竜馬は早乙女博士殺害の容疑で投獄、隼人は何やら暗躍、武蔵や弁慶はこのふたりを思い複雑ななか仕事をしていた。
しかしそこにかつての戦いで滅びたはずのインベーダーが復活。死んだはずの早乙女博士もまた復活。
これに向かうは竜馬、隼人、武蔵、弁慶であるが謎の真ゲッター、ゲッタードラゴンが合体した真ドラゴンなどにより状況は複雑。
インベーダーは真ドラゴンに向けミサイルを放ちそれを防ぐのは竜馬、隼人そして謎のゴウ。
しかし奮闘虚しく真ドラゴンからゲッター線エネルギーが暴走し地球はゲッター線に汚染される始末……。
数年経ってもゲッター線の汚染から地球は解放されないが終盤インベーダーとの最終決戦の際にゲッター線を真ドラゴン完全体や真ゲッターが吸収し結果的に地球は浄化され元通りと相成る。
ただどちらにしてもゲッター線エネルギーの扱いは考える必要あり。
続く『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』では冒頭こそ旧ゲッターと恐竜帝国の争いで武蔵が搭乗した旧ゲッターが自爆したことで恐竜帝国が撤退。
その数年後に恐竜帝国は甦るものの真ゲッターを操縦するゴウ、ショウ、ガイにより何とか勝利をおさめる。
『真対ネオ』のゲッター線はまだ人類にゲッター線の扱いの注意を促す警告だったかもしれない。
最後に厄介なのが『新ゲッターロボ』である。
この世界の早乙女博士やゲッターチームは鬼を相手に戦っているのだが、戦いの最中に裏平安京にゲッターチームは過去に飛ばされ安倍清明と戦ったらしい。また鬼を操る者たちは神とされるらしい。
再び戦いのなか竜馬は別世界に飛ばされそこはゲッターと人間が融合した世界らしく弱肉強食の世界と知るがゲッターエンペラー(竜馬?)から本来の世界に戻される。
だが、この世界を見た竜馬は最後の戦いの際に単独で神に特攻し結果的に世界は救われる。
竜馬のいない世界は平和を取り戻していく。
だが異世界に飛んだ竜馬はゲッターと共に永遠に戦っているとされる……。
※ゲッター線が人類に進化を促し恐竜を滅ぼしたともされるが真意は不明。また超未来においてはゲッターエンペラーに選ばれた人類はゲッターの選民思想にとらわれたとされる。(漫画『ゲッターロボアーク』より)
ゲッター線の扱いは人類の未来を左右するものらしい……。
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