色。 2017-08-16 02:42:16 |
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おっと、喜んでくれて良かった。( ほっ、 / 抱きとめ )っ!?わ、私からは何とも…( 目逸らし )折角受け取って貰えたのにわざわざ返せなんて言わないよ。( 苦笑 )そこまで考えてくれていたのか、流石モデルだ、な……随分と気障な事をする。もっと相応しい相手はいるだろうに勿体無いぞ。( じと )誕生日?そう言えば教えてなかったか。…君へ最初に話しかけた夏の日。それが私の生まれた日だ。
あけましておめでとう。何時の間にかバレンタインデーも終わりかけだが、この際気にしないでいこう。( 開き直り )ああ、あとこれ…君のことだからチョコレートはもう食傷気味だろうと思ってね。後で食べてくれ。( チーズケーキ持参 )……今年もよろしく頼む。
( やり取りに一区切り付いて相手のメッセージ一つ一つを見返すと、胸の内にじんわり広がってくる幸福感にほう、と白い息を吐いてから一旦携帯をジャケットの内へ仕舞った。時折ビルの間を吹き抜ける強い風が徐々に体を冷やしていくが、そろそろ着くだろうかと言う思いがよぎるとどうにも屋内に戻る気にはなれず。寒さから身を守るように腕を組んで、鼻先を赤くさせつつ待っていれば1台の車、正確にはその運転手が強制的に目に留まる。遠くからでも見間違える事は無い整った相貌が、驚いたように目を見開くのを首を傾げて見ていれば、何時の間にか相手は直ぐ目の前に。先ずは挨拶をと身を屈め運転席に顔を近づけた所で頬を掴まれ、突然の事に硬直したまま相手の言葉を聞いていて。先程の表情の理由が分かると、相手の指が離れてから「 すまない、そうさせてもらうよ。 」と肩を竦めて。その後車に乗り込めば、「 …遅くまで仕事、お疲れ様。 」疲れているであろうに此処まで車を走らせて来てくれた、その嬉しさと申し訳なさををぎこちない微笑に乗せつつ労いの言葉を掛けて。 )
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