達磨 2017-08-13 22:15:48 |
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名前 柘榴 / ざくろ
年齢 大凡24頃
性格 口を開くと閉じる事を知らず、返事が無くとも延々と語り続ける騒々しい存在。此処に居るぞと主張でもするように低い視界から音を投げる。図々しいまでに前向き思考の持ち主で白黒どちらと答えを仰ぐ忙しない性分。冗句を重ねふざけているようで根は生粋の真面目者。礼儀を重んじて一度受けた感謝は生涯忘れない少々堅物めいた思考。普段こそ誰かを気に掛け面倒見良く明るい性分のお蔭で親しみやすい兄貴肌を吹かせているが、気遣いが過ぎたり鬱陶しい位の構いたがりが影響して所謂喋らなければ美人を体現した存在。舞台に立つ際、辺鄙なこの身体を人目に晒す際のみお喋りな口は動きを止めて年齢に相応しくない色を孕んだ近寄りがたいほどの艶を持つ。環境が人を育てた為、考え方や物の見方は歪み切った其れ。身内にはずぶずぶに甘いが人には残酷なほど優しくなれない割り切った感情。
容姿 目尻が上がり気味の猫や狐に似た目つきの黒目、眉は自身に溢れ凛々しく形取る。鼻筋が確りとした鼻形、傷の無い肌、薄いが形の良い唇、と凛と澄ました雰囲気に色悪を含んだ容姿は真っ当なら女に困らない色男。そうならない理由が両手の肘から先と膝から先がブツンと落ちたように存在しない為。頭から膝先まで合わせれば136cm程、普段座っている体制の頭部から尻までならば76cm程。経営状態が潤っている訳じゃ無い為か痩身の身体、両袖が無く丈の短い紅色の着物を纏う。後述する理由により髪は色素を持たず、白の所へ赤い塗料で色を入れている。丸みを帯びた頭部は宛ら達磨、襟足が肩口に触れる長さの髪は半分ばかり後頭部で結び上げる。前髪は真ん中で半分に分け、長さは顎に掛かる程。背中には数多の蝶々の刺青を、背を彩る様に一面に入れている。
備考 両腕が欠陥しているのは産まれついての先天性のもの、価値観が移ろうハイカラ時代に欠陥品を育てて暮らすほど世間は甘く無く、同士が集う怪奇劇場赤猫座に座長の口車に乗せられてはした金と引き換えに売り飛ばされる。腕が無いだけじゃ見世物にならないと後に両足を切断され、果てない痛みに髪の色素を失った。人が増えては座を抜けるなり野たれ死ぬなりで消えて行くのを多く見届けた古株だが驕る事無く気の良い兄ちゃんと言う立場を持つ。蜘蛛男の彼が入って来た時に息を呑む美しさに一目惚れ、そして自身が欲しかったものを幾つも抱えるその姿に嫉妬をした。それも束の間、社交的とは言えない年上の彼を支えて目を掛け今に至る。一人では何もできない己にとって、世話役を買ってくれた彼に頭は上がらない。だからこそ他の演者と比べても喧しく交流を図ってしまう上に嫌がられようと疎ましがられようと傍に居る事を強要してしまう。
(/一先ず達磨のプロフィールを上げておきます。萎えや訂正して欲しい個所など有りましたら教えて頂ければ対応致します!)
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