根暗なアイツ(非募)

…今三回言いました、君の方がバカです。……埒が明かない。
(　普段なら蔑んだ目でそちらを見て相手の子供っぽさを馬鹿にするのだが、この状況を楽しんでいるのか言い返すことをやめずに上記少しだけ膨れっ面で言い返すと、高ぶる心を落ち着かせようと息を吐いては呟き。「今のうちにきちんとした食事しないと……っはい？ なんで私が……。」母親が小言を言うようにぶつぶつと話していれば相手の言葉に動揺したような声を上げた後目を泳がせては怪訝そうな表情を作り。「な、…照れてませんからっ！ ………心配されたことなんてなかったから、びっくりしただけです。」珍しく大きな反応を見せつつこっちを見るなと言いたげにやや強引に相手の頬を両手で押し横を向かせて、わざとらしく相手に背を向けると、聞こえないくらい小さな声でぼそりと呟くようにして　)

結構ノリが良いのね...
(そういう子供みたいなのやめてください等言われるかと思っていたが案外此方にノッてくれたので少々驚きつつも相手のこれまでの子供っぽい所の多さに苦笑を隠せずに。「そんなに俺の健康が気になるんだったら俺に栄養バランスの整った飯を作ってくれって事なんだが？」と動揺している相手の意味が分からないまま理由を簡潔に述べて。「痛い痛い...！分かったから〜」と頬を両手でぐいぐい押され多少の痛みを感じ。強引に横を向かれたが相手の照れていないという主張なんか理解したくもないという棒読み口調で上記述べて。)

合わせてるだけです。……と言いたかったんですが、話してるうちにノってしまいました。
(　本音を言うのもどうかと思ったものの思うより先に口が動いては上記面接の返答かのように丁寧な返しで。「…気が向いたら、作ってあげます」考え込むように数刻黙り込んだと思えば不服そうな顔で言うも、内心では頼られたことが嬉しく明日にでも作りたい気持ちがあって、「それでいいです」ぷい、と効果音が付きそうなくらいわざとらしく顔を背けては缶ジュースを飲み干すと、気付けばかなり時間が経っており昼休みも残り僅かで　)


(／大分遅くなってしまいました、本当にすみません…! 言い訳になってしまいますが、今月は忙しく…。
まだいらっしゃると信じてお返しします ! )