根暗なアイツ(非募)

別に。……
(　先程から口癖かのように「別に」を口にしては珍しく困ったように眉を捻らせて暫し黙り込み、「 私の偏見、なので。…それに、私は心から仲良くなったと言える友達がいないから。」と思わず胸の内をさらけ出しており本の背表紙に手を付きつつ、伏し目がちに幼い頃を思い出しながら話していて。「 いや、今のは忘れてください。 」なんて後の祭りだがあまり言いたくない事だったらしく、適当な本を手に取っては逃げるように端の空いている席へと向かって　)

ふ〜ん...俺も以前そんなんだったな
(此方も適当に好きな漫画を手に取り、席に着いて顎を掌で乗っけた姿勢で座れば、過去の自分に似ていると感じて今度は「友達なんか作った所でどんな時に役立つのか。生きる為に必要なのかとか全然分かんなかった。お前の言ってた見せかけとかも思ったよ。と言っても俺もそんな経験無かったけど」と自分の過去の話を若干暗い表情で述べて。)

独りでも生きていけますからね、十分。
(　野次も入れず真面目に聞いていれば同じような考えを持っていたことに静かに驚き、椅子に座りつつ話す表情を見るとそれは今まで見たことなかった表情だった為か少しばかり動揺したが、それを隠すように上記強がった言葉を呟き。やっと相手と目を合わせたと思えば口をもごもごとさせ「………でも、たまには貴方みたいな暇人を馬鹿にしてみるのもいい、…って、最近は思います。」と言葉こそねじ曲がっているものの、それは相手に対してほんの少しだが心を開いた証拠の言葉で　)

まあな...でも今は結構気付いてきた。何か頼む時とか愚痴を聞いてもらう相手とかそんな小さい事でも友達は必要とか感じてきたし
(色々と語っている内に相手の事を聞こうと思ったのに自分の過去の話なんて語ってどうでも良かったなと笑みを浮かべて。「ん、今はそんな思いで良いんじゃね？いつでも俺は相手になるし...それに、お前みたいなの嫌いじゃねーし」と自分の読んでいた本を相手の読んでいる本の上に置くという地味な悪戯をしながら言い出し)

…はい。
(　自分の事よりも相手の過去や心情などが知れて割といい機会だと感じつつ、友達を作らないのは自分の強がりなどという胸の内の内はまだ口から出ることはなく飲み込んでしまっていて、代わりに同じ事を思っていると言うように小さく頷き。その後の相手の言葉に一瞬驚いた表情を浮かべると「 ……本当。物好きの変人、ですね。 」と少しだけ口元を緩めながらどこか嬉しそうにしつつ、小さな悪戯に ふ、と軽く笑えばじゃれ合い程度に腕に軽くチョップし　)

何度でも言いな...！
(相手から笑顔が見えれば、何だ、良い笑顔作れるじゃんと軽く悪戯を返されながらもアハハと笑い声を漏らして。「さてと、俺は一旦教室戻ろっかな。お前はどうすんの？」と席から立ち上がり、背伸びをしながら相手に問い掛けて。)

ならこれからは遠慮なく。
(　今までも遠慮していないわけではなかったが、こんな風に話せる相手が見つかった喜びもありこれまで以上に好き放題に尖った言葉を吐く予感がしつつ、相手の言葉に少しだけ動揺した心を隠して。「 私はもう少しここに…。涼しいし。朝部活が終わる頃には戻ります。」本当はクラスへ行くことや勉強が億劫になってしまっているのだが、涼しい という理由で、伸びをする相手を座ったまま眺めここに残ると告げて　)

ならこれからは遠慮なく。
(　今までも遠慮していないわけではなかったが、こんな風に話せる相手が見つかった喜びもありこれまで以上に好き放題に尖った言葉を吐く予感がしつつ、相手の言葉に少しだけ動揺した心を隠して。「 私はもう少しここに…。涼しいし。朝部活が終わる頃には戻ります。」と本当はクラスへ行くことや勉強が億劫になってしまっているのだが、涼しい という理由で、伸びをする相手を座ったまま眺めここに残ると告げて　)

( ／ ああ ! すみません。調子が悪いのか二重に投稿してしまいました...。 気に留めないでくださればと思います。お目汚しでしたら申し訳ありません…! )

分かった。
(本を元の棚に戻し、挨拶する為に相手の方を振り向き軽く手を振りながら「じゃあ、また後でな...蛍」と苗字で呼び難かっただけなのか只々呼んだだけなのか、下の名前で別れを告げて。)

(/お気になさらず、大丈夫ですよ！
後、次の蛍の絡みで場面を昼休み時に移したいと思っているのですが如何でしょうか？)

え、…? あ、……はい。
(　本をとんとんと机の上で揃え、挨拶を交わしに戻った相手に視線を戻せば名を呼ばれ。家族以外に名を呼ばれた事が久しくなかったので一瞬誰が呼んだのか分からず、思考停止したように目を真ん丸にさせ瞬きを繰り返し、驚きからじゃあね、とも何とも返せずに片手を少しだけ挙げてはこちらも別れを告げて　)

( ／ お優しい言葉をありがとうございます !
はい、私もそう思っていたので飛ばしていただければと思います !
それと、この後から蛍は柊次くんの事を 「長門」と苗字の呼び捨てで読んでも大丈夫ですか ?
他に呼び名の案がありましたらそちらで呼ぶようにしますが 、蛍が心を開く過程を呼び名で表現したいなと思いまして …。もっと先になるかと思いますが、親交が深まったら名前呼びにしていきたいなと考えておりました。 )

ん〜良く寝た〜...
(午前の授業の終わりのチャイムが鳴ると同時に目を覚まして、1時間の授業の半分しか真面目に集中していなかった為、勢い良く背伸びすればゆっくりと立ち上がり。今日は珍しく空腹では無く、何時もの面子は学食に行っていて自分も行こうかと思ったがあまりにも空腹では無いので後で行くとは言ったものの行く気にはなれず。適当に図書室がてら行ってみようかと図書室に足を運ぼうと。)

(/苗字呼び捨てからの方が後から面白い進展になると思うので大歓迎です！此方も話が進むにつれてあだ名等を付けようと検討しています。それにしても、此処までもう蛍ちゃんの可愛さが滲み出ていて今も悶えております(笑))

(　あれからすぐ教室には戻らず昼休み前の苦手な教科の時間だけ授業に出たようで、チャイムが鳴った途端そそくさと教室から出ると売店で買ったパンと缶ジュース二本を手に、相手より少し遅く図書室目指し廊下を早足で歩いて。すれ違う生徒達の顔をちらちらと見ては頭のどこかで相手を探している自分がいて　)

( ／ どんなあだ名になるのかもこれからの展開も楽しみです ! シリアスや喧嘩みたいなものも歓迎ですので、ご希望がありましたらぜひ！
そう言ってもらえると凄く嬉しいです... ! 蛍の心情ばかりに力を入れていたので、言動などがごちゃごちゃになっていないか心配だったので… !! こちらも二人の絡みを親のように微笑ましく見ています *)

...あ、蛍だ。
(廊下の曲がり際に見覚えのある人物が視界に入り。ふと振り返ればやはり相手が早足で此方に向かって来ていて。「...あれ、お前授業いたっけ？まあ、良いけど」と自分が寝ていて気付かなかっただけのか本当にいなかったのか、自分にはあまり関係無いのだが一応気になったので尋ねて。)

(/了解しました！所々でシリアス要素も入れて行こうと思います！
柊次に関しましても意外と構ってちゃん要素多過ぎて鬱陶しく感じてしまうんじゃないかと思うのですが...。)

あ、なが…
(　ぱっとこちらに振り返った人物が目に入ると思わず 「長門」と呼んだこともないのに呼びそうになってしまっては口を噤み、先程まで早足だったのに急いで向かったと思われるのが恥ずかしいのか何なのか、速度を遅めるとそちらへ近付き「一応…いましたけど。それより、お昼は食べないんですか 」と前とは違い自分から話題を持ち掛けつつ相手にあげようと買ったらしい缶ジュースを後ろ手に隠して　)

(／ 過去のお話とかを絡めるといいかもしれませんね !
それと、クラスが一緒なのか一緒でないのか分からず…こちらは別々のクラスとしてやっていたので、噛み合ってない部分があったらすみません … !
そんなことないですよ !? むしろ蛍が困るくらいガンガンきてもらっても大丈夫です !!
鬱陶しそうにしつつも内心は嬉しいのが蛍なので ! )

だって腹減ってねえし...でも、喉乾いて来たな。ちょっと買って来る。
(一応いたと答えが返ってくれば、じゃあ自分が寝ていて気付かなかっただけかと納得して。昼飯は食べないのかと聞かれれば口を尖らせ、まるで生意気な子供のような返答をして。しかし、飲み物を買うのを忘れ朝からほとんど水分を補給していなかったので相手が隠した物を気にしつつ購買で買いに行こうと。)

(/二人の共通点的に良いかもしれません！
同クラスでお願いします！お伝えしておらず申し訳ありません！
そう言って貰えると安心します！それではガンガン攻めさせて頂きます！)

ちゃんと食べないから授業も頭に入らないんじゃないんですか
(　子供のような表情と返答に授業中寝ていた事を知っているので、親のような説教じみた事を言い。喉が乾いたと言う相手の言葉にぎくりとしては後ろ手にあるジュースをちらりと見て渡そうか渡すまいか瞳を泳がせ、悶々としている間にも相手は行ってしまいそうで。らしくないと自分に言い聞かせれば「…あのッ」と聞こえるように声を少しだけ張り缶ジュースを体の前に出して　)

(／過去のことも詳細を練っておきますね ！
了解です。前のレスは少し矛盾点があるかもしれないですが、今からはきちんと同クラスということで回します。お気になさらず !
はい ! 他にも何かありましたら何でも仰ってくださいね、それではこの辺で背後は失礼します! )

そんな母親みたいな事言われても、眠いもんは眠いんだよ...
(一番言われたくない事を言われてしまい何と言い返せば良いか分からず、強引に言い訳じみた返し方をして。「ん、何？くれるの？」と相手に声をかけられれば缶ジュースを二本持っている事に気付き、片方貰えるのかと期待しながら言い。)

(/了解しました！それでは此方も背後はこれにて)

通りで馬鹿な訳です…。知ってるんですよ、前のテストの成績悪かったこと。
(　偶然話している所を聞いてしまっただけで、まさか相手とこんな風に話せるとは思っていなかった為その時は何とも思っていなかったのだが呆れたように上記、とは言いつつも自分もかなりの睡眠不足で、日中は眠気に襲われているので人のことは言えないと思考し。「 一本買ったらたまたま当たっただけですからね。たまたま。」期待の眼差しで見られると何だか腹が立ち、意地悪っぽくあげないでおこうとも思ったものの、若干の嘘を交え仕方なさそうに「たまたま」を強調しつつ一本差し出して　)

さ、流石に噂にされるほど悪い点数取ってねえよ！
(相手が知っている＝自分の以前のテストの悪さが噂で広まっているという認識をした途端、絶対に相手に馬鹿にされるから知られたくないと思っていたので目を泳がせながら否定して。「まあ、幸運が恵まれたって事で。サンキュ」と態々購買に行くのは面倒だったので安心と感謝を込めて礼を言ってジュースを貰い)