（ㅤㅤ＿＿＿ ... 消えない 夏の日 ㅤ）

「 ＿＿ ふふ 、 有り難う 、 それじゃあお言葉に甘えようかな 。 ‥ ところで色季くん 、 国語の先生が必要なら何時でも言ってね 。 私 、 幾らでも付き合うから 。 」


戸崎 栞里 （ とさき しおり ）

夏のある日 、 友人との口論の末勢いに任せて電車に乗り込んだ大学生 。 人当たりがよく誰かのペースに合わせることを苦としない性格 。 良く言えば人付き合いが上手く 、 悪く言えば八方美人 。 皆を引っ張っていくリーダー気質の人間ではないが 、 重要な役を任されたり相談を受けたり何かと頼られるタイプ 。 口論になった女の子とも仲がよく恋愛関係の相談を聞いていたが 、 運悪く彼女の好きな相手から告白されてしまい関係が悪化 。 思い切った行動を取ってしまったものの 、 普段は穏やかで冷静に周りを見ることができる 。 大人っぽいように見えてイベント事に思い切りはしゃいだり 、 ちょっとしたことで拗ねてしまったりと子供っぽい一面も垣間見せる 。 保育士を目指す大学一年生 。 家族構成は共働きの両親と弟二人 。 都会生まれ都会育ちの為 、 密かに田舎の風景に憧れていたりする 。

大学生になって軽く染めた焦げ茶色の髪 。 生まれつきふわふわとした癖が少しだけついており 、 長さは胸の辺りまで 。 自宅では結んでいることが多い 。 前髪は緩く右に流している 。 瞳は黒 、 二重瞼でやや垂れ目 。 しっかりと日焼け対策された色白の肌 。 それなりに整った大人びた顔立ちに年相応の表情が乗せられ 、 どこか不思議な雰囲気を纏う 。 身長は158cmと平均的で 、 体型も平凡な都会っ子といった印象 。 運動は苦手そうな体格だが 、 逃げ足は意外と速い 。 服装は派手すぎず 、 シンプルに可愛らしいものを好む 。 アクセサリーは小さなものを適度に身に着ける程度で 、 ヒールも低めのものを選ぶことが多い 。