「はい、お嬢様。」〆

他所の子なんか全身泥だらけになるまで外で遊ぶのよ、時間も忘れて自分のしたいように…私なんて可愛いもんじゃない。
(己の事になれば何事も大袈裟に受け取る相手の過度な心配性と根っからの従順な部分は嫌いにはなれないものの表向きは鬱陶しそうに眉を寄せて怪訝な目付きで一瞥し。脚をまじまじと見詰める様子は少々気恥ずかしく触れられる部分が熱を持つ感覚が良く分かり。その時間が長ければ長い程気持ちは落ち着かず、そわそわとする度にそれが苛つきとなって相手が立ち上がる瞬間に裸足の側面で軽く左肩を押しやり。脚の泥を落とすための入浴は反対では無かったため否定も肯定もしない事で有無を表し。立ち上がった相手の呆れに満ちた表情を見上げれば、チクリと胸が痛むがその次に聞こえた言葉に直ぐに痛みは麻痺して代わりにサーと血の気が引く感覚が襲い見る見る内に顔色は青くなり。)
…はあ？そんなの絶対嫌、駄目に決まってるじゃない！
(急に立ち上がったせいで椅子は後ろへと転倒し、手に持っていたカップも手の内から滑り落ちて大きな音を立ててマットの上に。飛び散った紅茶を気にするよりも庭の大事な脱出通路が消えてしまうなど言語道断で、相手の胸元の服をガッシリと両手で掴み)

( / 急用で暫くお返事が出来ませんでした…。ごめんなさい…！また時間が出来ましたのでお返事送らせて頂きますね！)