>逆巻レイジ …先輩、麗しいお顔が悪人面です。完全に痛い目を見ろと言っている人の目です、それ。 (離された手と先を歩く背中を大人しく追う、こちらを見た赤い瞳と紡がれた言葉の危険な香りに引き攣った笑みを浮かべつつ上記を述べ緊張からか冷たくなった自分の指先を握って、レイジの向こう、化学室を見やり。「片付け程度で大袈裟な」と軽口を叩くも首筋を伝ったのは冷や汗か)