話者 2017-08-01 19:42:08 |
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>>鯰尾
そうか…それなら、良かった。
(大分心配を掛けていた様だ、相手の様子を見て少なからずそう感じて顔に出さぬ様気を付けねばと心に留め。誇らしげに微笑む相手はいつも元気な所が長所でありその笑顔が自分の支えでもありいつもの変わらぬ笑顔に此方も思わず頬を綻ばせては嬉しそうにして一言安堵の言葉を述べ。「へ?…あー、えっと…湯浴みを済ませようと思っていた所だよ。」相手の唐突な問い掛けに少し戸惑うもきっと他の弟達の様に自分に構いたいのかもしれないと悟ると微笑みを浮かべて答えて)
(/そんな、素敵だなんて!勿体無きお言葉です、ありがとうございます!!)
>>髭切殿
あ…はい、ただいま戻りました。一期一振です、髭切殿。
(声を掛けられ振り向くと目の前に居たのは源氏の重宝の一振。相手に挨拶されれば此方も軽く会釈をすると挨拶を交わし。相変わらず名を覚えない所を咎める気も無いが刀派が多い故にその呼び名では何かと不備もあるだろうと思いさり気なく自身の名を述べては微笑みを浮かべて。ふと見やれば自分の目的に似た道具を持ち合わせている相手に問い掛け)…して髭切殿、貴方も湯浴みを?
(/あわわ、此方も髭切様並びに本体様とお話できてとても嬉しいです!改めて宜しくお願いします。 )
>>鶴丸殿
?……ふっ、それでは貴方は一体誰なんでしょうな?
(どうやら人違い、刀違いであったか。しかし違うのに名乗らず此方に顔も出さない相手、答えは明白でありまた悪戯かなと思わず笑いを零せばまだ居るであろう曲がり角の向こうの相手に近寄り腕を掴んで逃がさない様にしては其方へ歩み寄り)
>>膝丸殿
そうでしたか…。確かにそうなのですが…私は兄の身故、こう易々と風邪を引いては常に注意をしている弟達に示しがつかんのです。
(きっと相手は自分を励まして下さっているのだろう、優しい方だ。と思いながら微笑みを浮かべ。風邪を引いただけであるが弟達に合わせる顔がないと言わんばかりに苦笑いを浮かべると情けなく呟き。「あ、いえ!決してそういうことではっ……すみません。膝丸殿はとても兄想いの強い方だと思っていたので。」顔を顰める相手に失礼な反応をしてしまったかと弁解しようにも言葉は遮られ終いには謝罪しながら本心を述べると柔らかい微笑みを浮かべて)…無礼だとは存じ上げますが、私の弟達の様な暖かい優しさを感じられて…とても嬉しかったです。ありがとうございます、膝丸殿。
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