人外好き 2017-08-01 03:59:39 |
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( 瞑想に入る前に何だかんだと言われた言葉は確かにその通りなものであるためにそれ以上反論する事は出来ず、確かに動いている心臓の鼓動を感じる身体はきっと少しずつではあるが確実に魔力の認知に近付いているだろう。そんな中でふいに集中力切らす相手の声が鼓膜を震わせれば反射的にびくりと体を震わせ勢いよく立ち上がり。「!、~~ッ…」刹那、長い事座っていたツケか両足共にジンジンとした痺れを感じると声にならない声を上げまるで産まれたての子鹿のようにもたつく足を支えるべく木に背中を預け。「──仕方ない、今回は私が折れようじゃないか。でもまた明日此処に来るからね!」ふぅ、と一つ息を吐いて落ち着きを取り戻しては先程の契約書の話の続きをするつもりか不満そうではあるが相手の言う事もまた正しいと納得し。そうして放置した冊子をまた大事そうに抱え上げると「でもさ、一つだけ教えてくれる魔法がどんなのかだけは知りたい。もしかしたら何かヒントになるかもしれないし」と再度お願い事をして )
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