助けてやれなかったとしても、愛していなかった訳じゃないだろう? (握りしめられた相手の手を見て己の手を重ね。相手の言葉を聞けば、どこまでも優しい奴だと相手に大切にされていたであろう兄弟刀達を想い。「君の弟達の気持ちはわからんが……もし俺が残していく側にいたら、俺の分まで楽しい驚きに触れて笑っていて欲しいと思う。君はどうだ?」と己の本丸にいる旧知の刀達を思い起こし、相手に目を向けて首を傾げ)