東 恭弥 2017-07-12 00:49:21 |
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(尤もな指摘を受けてクスクスと肩を震わせて笑うものの、わざわざ訂正するでもなく今は心地良い相手の体温をただ感じていて。そうしていればふと相手の掌に頭を撫でられそれに伴いうっとりと目を閉じ、快適に冷やされた室温と絶妙に混ざり合う体温に微睡むような意識の混濁に身を委ね。その最中に聞こえた困り果てたような声にこの際“かわいい”と言われた事に首を突っ込むのは止め、穏やかに微笑んで「へぇ、良いこと聞いた。」なんておどけて茶化すのみに止め。自然と聞こえてくる心音は幾分か速く思え、胸の上で腕を重ねてそこに顎をのせ相手を見詰めながら「少し心拍数が上がってるね。動悸かな?」まるで保健室に来た生徒に接するように微笑んで首を傾げ)
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