東 恭弥 2017-07-12 00:49:21 |
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誰にでも―…?――っち、違う。違いますよ。そんなことない。
(終始突き放されているような言葉と態度が胸に刺さり、自分が傷つきたくないばかりに有耶無耶にしていた関係が脆くも崩れかけ。怒りの矛先が己に向いていることはわかったが心当たりがなく。訳もわからぬまま焦って口を開き、申し訳なく思う気持ちと何が何でも誤解を解きたい気持ちとが混在し始めて、そんな折額が離され肩を押し返されれば諦めて手放しかけるも心がそれを許さない。ここで退いてしまったならもう2度と気持ちよく顔を合わせられない、前みたいに触れ合えない。そう思えば正直な想いを伝えて嫌われた方が何倍もマシだ、ギリ と肩にかけた指先に力を入れて離れたくないという頑固な意思を示しては、腹を括ったのか強引に顔を覗き込み後頭部に手を添えて唇が触れ合う寸前でまっすぐな瞳を向けて)
キスしたいなって思うのも、かわいいなって思うのも…1人だけ。特別に思ってるのは逢坂先生だけ。――…好き、だから。
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