そ、か…―。よかった。 (眠気に誘われても抗っていたのは返事が気がかりだったからで、嬉しい言葉を受け取れば心臓が トクン と喜び。少し早まった鼓動すら安堵の中ではリズムよく胸を叩かれているような感覚へすり替わり、重くなってきた瞼をそのまま閉じると短い返答を残して夢の中へ意識飛ばして。少しすると相手の首に回していた手も脱力し パタ… とシーツに落ちて)