吸血鬼と人間 / 非募

…そうか（　じい　）まぁ、他の人が犠牲になって痛い目みる位なら俺が痛い目見た方がいいだろ…ってアレンにはわかんねぇか（　ふは　）

なぁに？もしかして、ちょっと寂しいなーとか思った？( 顔覗き込み ) ...うん、分かんないや。なんで他人の為にそこまで言えるのかってのが。( 眉顰め )

……少し（　ぼそ　）同じ人間だからだよ。だからアレンとかにはわからない痛みとかがわかるんだよ（　ぱし　/　デコピン　）

...そういう、偶に素直になるとこ、可愛いよね。( 髪撫で ) ｯん。＿相変わらず人間ってのは理解不能な事を考える...。ま、そこが面白いんだけど。( 額さすり / 口先尖らせて )

…うるせ（　むす　）どうせわれら人間は吸血鬼サマの玩具ですよー（　ふっ　）

んじゃ可愛いついでに、いい加減血ちょうだいよ。僕もう渇きが限界。( 首筋に爪立て / じと ) そんな嫌味な言い方しなくても良いじゃない？玩具にされてるって事は面白い存在って事だし誇りに思っててよ。( む )

いたっ。どんな理屈だよ……どうぞ（　はぁ　）面白いねぇ…まぁ誇りにはしとくよ（　ふっ　）

んぇ、良いんだ？また絶対断ると思ったのに。( 首元に口近づけ ) そうそう。その玩具の中でも龍は特別に下僕でいる事を許されてんだから。鼻が高いでしょ？( ふっ )

…どうせ断ったって強引に来るだろ（　呆れ　）…自意識過剰だなぁ。そんなんじゃ何のメリットにもなんねぇよ（　はぁ　）

＿...さすが下僕、主人の性分をよく分かってるじゃない。( 牙立て / 首筋をゆっくり咬み ) 嬉しくないの？この何十億といる人間の中から選りすぐられたのに...。( 首傾げ )

っ…そのじわじわくんの嫌い…（　顔顰め　）…まぁ、そう考えたら少しは…嬉しいけども。（　ぽりぽり　/　頬かき　）

僕は好きだよ...、じっくり楽しめるから。( 垂れる血吸い舐め ) でしょ。ﾄｸﾍﾞﾂなんだよ、龍は。( 微笑し )

んっ…吸うのと舐めんの同時にすんなっ…（　びく　/　歯くいしばり　）トクベツ…。じゃあ俺が生きてる間、アレンは俺のトクベツね（　じい　）

...ｯ、ふぅ...。あは、きもちいーんだ？...そういう反応してくれると飲みがいがあるね。( 舌先で舐め取って / くす ) ん......うん。そう、ご主人様だからね僕は。ﾄｸﾍﾞﾂでなくちゃ許さないよ。( ふい )

きもちいいわけ…！だから…舐めんなっ…（　びく　/　睨み　）…了解（　ふぅ　）

舐め取っちゃった方が、味がよく分かるから好きなのー。( 口離して / 舌なめずりし ) ＿改めて思うけど龍の血は飲みやすい味してんね。...って言っても血の味の違いなんて人間は分かんないか。( ふは )

でも、噛みつかれて痛くされるよりかはいいか…（　はぁ　）そうなのか？確かに自分の血を舐めても鉄の味しかしないけど…（　こて　/　きょとん　）

...ふぅん、じゃあ思いっ切り、肉噛みちぎるくらいに牙立ててやろっか？( 意地悪顔 ) なんていうのかな...臭みとか嫌な感じがしない。龍に分かるように言うと、ﾌﾂｰの人間は泥水か水道水で、龍は天然水、みたいな。...分かる？( じぃ )

いや、それはマジ勘弁。しぬよ？（　血の気失せ　）泥水…まずそう。へぇ、そんな澄んでんのか俺の血は（　掌眺め　）

冗談だよ、龍に死なれたら僕が困るもの。血は要るけど肉なんて美味しくないし。( ふん ) まぁね。でも食生活とか変えたりすると簡単に不味くなるから、今の状態を一生ｷｰﾌﾟしてね？( 人差し指向け / ﾋﾞｼｯ )