白い帽子の放浪者

【鬼達の絡み ３話】

「人間と鬼が結ばれる事を許されなかったら？」

魅呪鬼(猫娘)：…あっいた

桃太郎（白の狩人）：…大丈夫？見つからなかった？

（この無人島では人間は来る事はなく人間に嫌ってる鬼もいるので鬼と人間が結ばれる事など許されないルールがあった。そんなある日浜辺で禁断の２人が会う事になり）

魅呪鬼(猫娘)：うん私は大丈夫、そっちは？

桃太郎（白の狩人）：お婆ちゃんや皆に色々言われたけど何とかばれずに行けたよ

魅呪鬼(猫娘)：…そっか。…ねぇ桃太郎さん何で私達は会っちゃいけないのかな

桃太郎（白の狩人）：…前にも言ったように人間と鬼は昔色々あったからその原因でルールとしてそうなってるからね僕ら二人が見つかったら大変な事になるよ

魅呪鬼(猫娘)：…悲しい、悲しいよそんなルール。確かに人間がしてきた事は酷い何もいい鬼まで退治したのは悪いよでも中には人間と仲良くしたい鬼もいるし私は辛いんだ

桃太郎（白の狩人）：…魅呪鬼(猫娘)

（いつのまにか２人は体育座りで海を眺めていて）

魅呪鬼(猫娘)：…あ～こんな運命なんて残酷だよ。こんな事言ったらダメだけど私人間だったら隠れてまで会う事なく堂々と会えたのにな

桃太郎（白の狩人）：…運命は残酷だね。…確かに魅呪鬼(猫娘)が人間だったら普通に会えるよね。人間の時の魅呪鬼(猫娘)ってどんな子なのかな

魅呪鬼(猫娘)：…う～ん友達思いで頑張りやさんなとこ？

桃太郎（白の狩人）：フフッそういう魅呪鬼(猫娘)可愛いね♪…僕が鬼の子だったらいいのにね

魅呪鬼(猫娘)：それは絶対にダメ！

桃太郎（白の狩人）：…何で？

魅呪鬼(猫娘)：鬼の姿の桃太郎さんはかっこいいかもしれないけど…私は桃太郎さんは桃太郎さんの事が好き。桃太郎さんの時の桃太郎さんに魅力があって好きだから

桃太郎（白の狩人）：…魅呪鬼(猫娘)…ありがとね(^_^)

（夜だった空間がだんだんと明るくなってきて太陽が登り始め）

桃太郎（白の狩人）：あっそろそろ行かなきゃ

魅呪鬼(猫娘)：…また、会えるよね？

桃太郎（白の狩人）：…うん魅呪鬼(猫娘)が信じてくれてる限りいつでも会うよ(^O^)そして鬼と人間が仲良くなる世界になると信じよう(￣∀￣)じゃﾊﾞｲﾊﾞｲ

魅呪鬼(猫娘)：うんっありがとう、桃太郎さん！


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