そうみたいだな、どうにか日が暮れる前にたどり着け良かった(相変わらず変化に乏しい彼女の表情からはあまり感情が読み取れないが、それでも少しは絆も深まっただろうかと思うと満足げに小さく笑い、一つ頷いて。そんなやりとりをしているうちに結構歩いたのだろう、言われて前方へ視線を向ければ確かに街が見えてきていて「とりあえず街についたら腹ごしらえをして、それから宿探しだな」このあとの予定を指折り確認し)