>>はせべさん ぁ……(声をかけられれば、少しだけ肩を跳ねさせる。やって来たのは自身の近侍ではなく、長谷部。しかも自身の本丸のとは違うらしいその刀。屈まれ、視線の高さ合わせてかけられる問いに暫し迷ったように視線を泳がせると)……えと、その、とちゅうで、はぐれてしまって。なにぶん? ひろい、もので……(未だ使い慣れない言葉確かめるように紡ぎながら、困ったようにそう言って)