21449 2017-06-13 11:25:09 |
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(初めて入る部屋はやはり慣れないようで、おどおどしながら入ってきて、こちらが問いかければしばらく口ごもる相手がやっと口を開くと、紡がれた言葉はやはり人間に対する恐怖は拭えていないようで。しかし、その次になにかを言いかけると、その次の言葉よく聞き取れなかったようで首を傾げて。どうして自分を買ったのか。そのことを問いかけてくると言葉につまり、やがて口を開けば「そうだな…夜宵のことを放って置けなかったっていうのもあるかもしれない。夜宵が捕まってた檻から助けたいって思ってた。」と、当時の気持ちを思い出しながらそう言えば「ほら、もう遅いからご飯にしよう。」と言えば、部屋の奥へ歩き出し、食事の準備をして)
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