ALTAIR 2017-06-09 15:09:52 |
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Diary 9/10
吉祥寺に俺の愛するラスカルカフェが開店した。
グッズ売り場と違い食べ物屋になるとまた違った感情がわきあがる。ひたすら写真撮りまくって低い声で大の男が『かっわええなぁ』すると隣のテーブルの女子がクスクスと笑ってて、恥ずかしくなり彼女と顔を見合わせた。
吉祥寺と言えば
本好きさんなら一番に思いつくであろう
「吉祥寺幸荘物語」
貧乏学生の御用達のお店
メンチカツのさとうもきっちり登場
ただの青春小説では無いから一読してみる価値はある…ぜひ
最近、時間が出来ると思い出のある街巡りをしている。何かに囚われたようにフラフラと一人で行く。この間は駄菓子屋で(駄菓子屋つーか文具店?呉服店?一応、看板は文具店になってるから文具店なんだけど半分が生地や地元の小、中の体操着も置いててレジ脇のちょっとしたスペースに駄菓子とクジが置いてあるって店)店主のおっちゃんとおばちゃんが居て、レジのとこにリアルな猫の人形を置いてて、その猫に近づくと目がギョロッと動いてミャーと鳴く、分かってんだけど毎回ビビる。その猫も薄汚れてはいたが健在だった。俺のことなんか知らねーだろーなと入ったら、おばちゃんが『あらら、こりゃあ男前がいらした』『懐かしくてつい来てしまいました』と言ったら『あんた、もしかしてーーさんとこの?』と言われたんだけど兄貴のことだと分かり『弟です』と言ったら、態々おっちゃんまで呼んで来てくれて小話に。
実家帰った時に兄貴が帰ってて駄菓子屋行ったって話をしたら『あそこの猫、おっちゃんと会話してるよな』お前は何を言うてんねん。ってアホらしいって笑ってたけど、少し分かる。おっちゃんが猫と話してんの見て子供ながら生きとるんやないかとビビってたから。
・カレンダーを見るのが辛い
あと数ヶ月なんだけど働いてる彼女と時間が合わずあと何回逢えるんだ?と思ったらどうしようもない気持ちにかられる。
・制作活動中(彼女から頼まれたもんも含め)彼女の祖父宅のアトリエ的な小屋を貸してもらって制作中。有難い。トトロに出てきそうな所で川があったから、彼女とザリガニ釣りして遊んだ。その辺に落ちてた木の枝拾ってつっついてたら彼女のおじいちゃんが来て『そんなんじゃ釣れねーからスルメ持って来てやるから』って暫くしてスルメ入った袋を持ってガハガハ笑って木の枝に凧糸を結んでスルメをぶら下げて川に落としたら石の間からザリガニ、ばー寄ってきてん、それをおじいちゃん慣れた手つきでひょいっと上げたらザリガニ2匹くっついてて、それ見て彼女と笑ってたら、おじいちゃんガハガハ笑って素手でザリガニ掴んでまた川にポイっと。んで笑いながらどこっか行った。
ずっとこんな時間を過ごしてたいって思った。
俺がドイツ行く事を知ってても何も言わなくて帰り際にガハガハ笑ってポンと肩叩かれた、そんだけ。俺こんなおじいちゃんから色んなことを教わりたいって思った。制作活動中にまた会えたらいいな。
photo
・ラスカルカフェと待ち人(3-4時間待ち)
・ザリガニ釣りした川とアトリエの小屋
(写真はおじいちゃんから了解を得て撮影、彼女からも了解済みで載せる)
久石譲 / 風のとおり道
http://uppli.jp/index.php?id=niCxUVzQ
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