◆部室 ほんとに……ほんとに、見えるんだ…… (先程の消えた護符と言い、猫を埋めた感情までを分かっているかのような喋り口と言い、秀二の示すものはトリックや冗談ではない、本当の超常現象なのだと思い知って。そして紫朗や和都も、その事を平然と受け入れ、自分だけが驚いていることに違和感を感じて) … (そのことに思いを巡らせ依頼の話は上の空で、秀二の質問も聞こえず沈黙したまま) >all