チェシャ猫 2017-06-07 23:59:21 |
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――残念、じゃぁ今日のご褒美は次のデートを僕との遊園地。と言う事で引き下がります。(流れでこのまま押し切ることが出来たならチェシャ猫には悪いがラッキーなのだ、そんな思惑のまま返事を待っていたがそれは簡単に断られ。肩を竦ませて少しだけ落ち込む様に眉尻を落としては尚もめげずにちゃっかりと、次回に繋げる約束を取り付けて。時折ちょっかいを掛けてくる悪戯好きの木花には慣れた様子で「魚料理と一重に言っても何か候補は上がってるんですか」そう言えば、と漠然とした魚料理と言う提案に考える様な間を置いてから尋ねかけて。「好き嫌いは無い癖に量を食べないから困りものですよねぇ。……ライオンの用意した料理ですら少し食べて満足だって言うんです。まぁ、その分僕たちが有りつけるので助かるんですけどね」拒食症の同居人が標準体型の姿など、己が彼と知り合ってからただの一度も無い。いつからなのかも、これまでずっとなのかも、改めて考えてみれば同居人とは言え知らないことが多いものだと考えを改めつつ他愛のない話を間に交え)
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