チェシャ猫 2017-06-07 23:59:21 |
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え、城の?なァンだよー、じゃぁ俺の部屋に遊びに来てくれれば良いじゃんかー(城のトランプ兵を取り仕切っていると聞けば、今まで会えなかったことの方が不思議なくらいでブウブウと口尖らせ、しかしまともに仕事をしていない実態聞くと顔を合わせなかった原因はそれかと合点がいき肩を竦めてみせ。チェシャ猫を思い遣る言葉が彼の口から出てくれば二人の仲の良さが窺えて、此方まで温かな気持ちが伝染するのを実感しながら「ウン、分かった。チェシャ猫のお兄さん何が好きか知ってる?ラングドシャしか知らないから、他にもあるなら教えてヨ」任せろ、と軽く握った拳で己の胸を叩き、親しいからこそ知っている好物があるなら是非教えて欲しいと尋ねてみて。眉間突かれたことで、悶々と考えていた頭が良くも悪くも真っ白になり、小突かれた其処を摩りつつ彼の視線追って屋敷見渡し。チェシャ猫を城に住まわせることばかり考えていたけれど、こっちに己が移り住むのも其れは其れで有りな気がして“ふぅん”と鼻を鳴らしてから「良い案だなァ。チェシャ猫のお兄さんとも居れるし、ディーのお兄さんたちとも一緒だし。考えただけでワクワクする」言葉通り期待に瞳はキラキラと輝きを放ち、しかし直ぐに大袈裟なほど苦悩の表情浮かべては「でっ、でも!幸せ過ぎて欲求爆発しそうで怖ェ」今日一日でさえ寝れずに逃げ出してしまったのに其れが毎日続くとなればどうなってしまうのか、計り知れない幸せからくる贅沢な悩みぼやいては頭の後ろで両手を組んで)
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