匿 名 か も ね ! 2017-06-06 17:27:31 |
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( 自身よりも大きな手が重ねられ立ち上がらされれば昨晩の事を思い出して変に意識してしまい頬を薄く染めて。彼が兵に何か言っていると思えば継母たちに睨まれつつ訳が分からないまま外迄連れられて馬に乗せられて「あ、あの…一体何処へ…?」薄々気づいてきたものの確認するように後から乗ってきた兵に尋ねれば『王子の命令で貴女を城へ連れていきます、荷物等は城に用意してあるかと思われるのでお気にせず。』淡々とそう言われ驚愕したように兵を見上げて。驚くのも束の間、急に走り出した馬に慌てて紐に掴み抵抗はせず大人しく乗っていれば暫く街に出ていなかったせいか随分と大きくなった街に感嘆の声を上げて忙しく周りを見渡し。そんな事をしていればすぐそこに城が見え始め、 )
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