ハッピーデイズ！(獣人/人間/ほんわか/NL)

【自室→玄関】

>和也さん


(隅にうずくまっていれば両側の壁と家具とにぎゅっと守られているような安心感があり、大部屋ではなかなか味わえないその感覚につい浸ってしまい。休むかと提案した本人がせっせと荷解きをしていることに気づいたのはもう相手がこちらに向かってくる頃で)

い…いえ。フェネックにはここのほうが――じゃなくて、私も…私が行きます、から…ど、どうぞ。休んでくださ…ぁえっ…！？ぁ、ひ、しっ…失礼しま、行ってきます…！

(怪我の調子が悪いと思われたのだろうか。慌てて首を横に振るとなぜか咄嗟に差し出された手を取り、今度こそ座ってもらおうと軽く引っ張って。が、すぐ自分のした事に気づき、情けない声と共に手を離せば安静に、と言われたのも忘れて得意の逃げ足で部屋の外へ飛び出して)