赤の王 2017-06-04 16:26:15 |
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>ハンニバル
(慣れ親しんだ邸に到着すればお茶会会場へ相手のことを誘導して、自身はと言えば捥がれた薔薇をプリザーブフラワーとしてその歪な美しさを永遠保存する為の下準備を行って。さして時間を立たせることなく軽く摘まめるお茶菓子を片手に戻って来て。誰かしら同居人がお茶会を開いていると踏んでいた物の、珍しくも皆が邸を出ているのだと静かな会場に気づき。「お茶を飲まなきゃ正常な判断なんて出来やしないからね。狂った時間を戻すみたいに淹れ立ての紅茶を飲まなきゃ」待たせていたことを詫びる雰囲気は持たずに慣れた動作で紅茶を淹れる支度をし「甘いものは好き?……もし苦手ならこの国はさぞ生き難いだろうね、此処の住人は皆甘い物が好きだから」ミニケーキやクッキーの並ぶお茶菓子をテーブルに置いてから準備の出来たティーポットの中身をカップに注いで。ティーセットを自分の分と相手の分、2セット用意すればそれを席に置いてから普段自分が使う席に腰を下ろし「アリス、君も好きな所を使うと良い」乾杯を示すようにカップを少し掲げてから「君がこの国を去るまで、__よろしく」素直に歓迎をすればいい物の余計な言葉を添えながらくつりと喉を鳴らして笑みを零し)
(/昨夜は失礼いたしました…!もちろん大丈夫ですので、どうぞ宜しくお願い致します…!)
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