赤の王 2017-06-04 16:26:15 |
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>蜥蜴のビル
(よくよく考えてみれば帰り道に突然全く見た事も聞いた事も無い場所に迷い込んだ挙句動く薔薇を見たり変わった風貌の人間が居たり、城に住まうことになったり。ここにやって来てから暫くの間に怒涛の勢いで様々な出来事に見舞われ、そろそろ疲れか戸惑いかはたまた不安か、何らかのネガティブな感情を抱き始めても不思議では無い頃ではあるものの、当の本人は至って呑気な気持ちのままなようで。それどころか、此処に来て初めて出会った相手とこうして波長が合い、初対面ながらに気を楽にして過ごせてしまうことに安堵感と居心地の良ささえ感じ始めている。城まで連れてきて貰い、服を貸して貰い、更には案内までしてくれるという彼に軽く頭を下げると「おー、ありがとうなあ。あれこれして貰ってばかりで申し訳無いが、ここは良い案内人が居てくれる内に、お言葉に甘えるとするか」とくたくたの抜け殻になっている衣類を腕にさっとかけ。そしてクローゼットの扉をきちんと閉めてから壁に寄りかかる彼の傍へ近づくと、彼が此方を見ているのを良い事に、先程からこっそりと興味を持っている深い色をした爬虫類特有の彼の瞳をじっと覗き込む。それから目元をくしゃりと細めながら明るく笑ったかと思うと「まあ、腹も減ってるんだけどなあそれなりに。美味い飯食わせて貰えるように、確り動くかね」と掌で引き締まった腹の上をポンポンと叩いて見せながらそう告げて)
(/先日は闇落ちになってしまい大変失礼致しました。蜥蜴のビルさんに波長の合う相手だと思って頂けた事が大変嬉しく、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました!交流枠募集中のようでしたので、続きからでお返事をさせて頂きますと共に交流をお願い出来ますでしょうか?)
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