魔法少女(偽) 2017-06-02 04:40:41 |
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>シロウ
シロウ...まさか貴方と再び巡り会える日が来ようとは.縁とは、奇妙なものだな.( 乾いた大地を踏み締める足音が徐々に近付いてくると地に伏して居た瞼を持ち上げ、招かれざる客の姿をバイザー越しから捉える──其所で初めて、少女の表情が変化を見せた.固く結ばれていた口が少しだけ開かれ、金色の瞳にも驚きの色が浮かんでいる.無理も無い、何故なら其処には決して忘れる事は無い運命の存在が居たのだから.所々色素が抜け落ちた赤髪、焼き爛れたか如く褐色に染まる肌、 幼さを残した顔立ちは変わらないものの哀愁を纏った姿は痛ましく、同時に未来の彼を思わせる.屹度此の世界の彼は壮絶な道程を歩んだだろう、詳しい事情を聞きたい.だが今は只再び逢えた喜びを口にするだけ. )
痴れた事を...其の様な問い、投げ掛けずとも貴方は此の顔に見覚えがある筈です.( 彼が此方に歩み寄って来る様に彼女も彼に近付いて行く.其の際己の見目形が好く見える様、自らの双眼を覆っていたバイダーを取り外し両腕を広げ.流した視線の先に青年を見ると少女とは思えない程妖艶で冷冷たる微笑を湛え. )
( 此の度は参加の受理、有難う御座います..!
いえいえ、此方としましては絡んで頂けるだけで十分有難く、何より嬉しいため御気に病まれないで下さい!重ね重ねになりますが、改めて御相手の程宜しくお願い致します. )
>イリヤスフィール
( 遠方に魔力を有した小さな存在を一つ、感知する.自分と同じ存在か、或いは足元に転がる残骸達と同類か、将又全く別の存在か──、距離が有る為残念乍此処からでは判別はつかない.だが其れも時期に分かる事だろう.今は唯来訪者が現れる刻を静かに待ち. )
>セイバー
...何か、来るな.( 此方に向かって来る何者かの気配を察知すると体を捻り.移動速度と有した厖大な魔力量からサーヴァントで有る事は間違い無い.真名、クラス共に不明.だが例え誰で在ろうと、何で在ろうと向かって来るのなら其の全てを打ち砕くのみ.土壌に突き立てて居た黒剣を手に取ると寒空を仰いで. )
( 初めまして..!、
此方こそ似非な黒王だとは思いますが何卒宜しくお願い致します!
いえいえ.寧ろお詫びしなくてはいけないのは此方の方で、申し訳御座いませんでした.混乱を招かぬ様精一杯気を付けますので仲良くして頂けたら幸いです. )
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