ええ、もちろん。 (見たこともない大量の札束と相手の高級感漂う装いに驚きで目を奪われると同時により一層の不審感を相手へと募らせる。アタッシュケースの中の金額を確認し終えた数人のスタッフたちが異質に思えるほどの愛想の良さで相手へ接している姿を横目に眺めていたもののそれもすぐに終わり、拘束されていた身を自由にされると同時に不審感故に一定の距離を置きながらも相手へと歩み寄り) 私はエマ…エマ・グラッドよ。貴方は?