はは、違い無い。…──明日になれば俺達はまた、違う戦場に赴くことになるだろう。明日もきみの帰りを待っている。だから、一期も俺の帰りを待っていてくれ。( 相手に同調するよう笑えば、ふと徐々に日の暮れ始めた空を仰げば明日は別々の戦場を任されていたこと思い出しながら握った手に少しだけ力を込めて。何方が早く帰城するかは分からないが互いにその帰りを待つ約束をと隣の恋人へと視線戻して、 )