主 2017-05-27 17:09:29 |
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物語
西暦も既に2025年……世界規模のスポーツの祭典と様々な出来事が嵐のように過ぎ去った初夏の6月。例年よりも遥かに早い段階から夏の暑さが到来していたとある地方都市『玲蝶市』で不可解な事件が続発した。地盤があちこちで沈下…家が逆さまの状態で宙に浮く…夜ともなれば何処からともなく祭り囃子が聞こえ、其処に住む人々にとっては原因すらも分からず、また地元警察も首を傾げ、解決の糸口すらも見つかっていなかった。地元の住人はこの不可解な事件を『地母神の祟り』として恐れ社を建て祀り、祈りを捧げたが不可解な現象は日を追う毎にますます酷くなり、ここを『呪われた地』として出て行く者達もいた。だが、この現象は全て憑神と呼ばれる存在によって引き起こされた現象と判明し、一人の憑神使いを現地に派遣した。調査と同じ憑神使いとの闘いの末にこの都市で起きた不可解な事件は幕を閉じ、都市から出て行った者達も戻りいつもの日常に戻った。しかし、この事件を面白がり再びここを『呪われた地』として脚光を浴びせる為に十二人の憑神使いが都市に現れ、以前とはまた違う様々な不可解な現象を引き起こした。住人達はそんな現象が起きてもまた以前と同じように解決されるだろうと放っておいたが、六人の憑神使いは自分達を『百鬼夜行』と呼ばれるグループを作り住人に対しても危害を加え始めた。地元警察は当初簡単に事件を解決出来ると楽観視していた為に初動捜査が遅れ尚且つ警察でも憑神使いの犠牲が出てしまい。遂には六人の憑神使いの下僕と化してしまった。事件を解決する為に政府は六人の選りすぐりの憑神使い達『四神』を派遣し『百鬼夜行』との闘いを人知れず始める。しかし、その闘いの影響からか都市に住む一般人も憑神使いが現れてしまう。ここに憑神を巡る奇妙な物語が幕を開ける
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