いいじゃん、なら素直にそれを伝えたらいい。紅のその思いを否定する権利は誰にもないんだから、俺はまた皆と仲良くしてたいって気持ちを拙くても、何でも自分の言葉で形にすればわかってくれるはずだ。少なくとも俺は微塵も我儘だとは思わなかったし。そうそう、俺は優しくて聡明でグレートな男なんだよ。まだ少し怖いんなら俺のとこでもいいし、ここで名前呼んでくれれば飛んできてやっから。