主 2017-05-13 16:09:14 |
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( >>all )
……、外道が。失せろ。
( 地上、人間が住まう所謂人間界に降り立ったものは良いものの、正直な所では神々が衰退しようがどうしようが興味など無いのだが有無を言わさずしてこうして来させられては億劫でしかない。降り立った先は、都会から少しだけ外れた郊外にある竹林の中。重い狩衣も諸共せず笹の擦れる音を鼓膜へ聞きながら僅かに辺りを見渡して見れば、確か示された人間の住所とは違うことは考えなくても直感で分かり、来たことのない世界でも感覚として何故か理解しており、どう行けばいいのかも理解しているのは神故か。ゆっくりとした足取りで歩き出していれば不意に感じた気配は霊のものか、類は悪霊と言うものだろうか寄ってくるそれを冷たい視線で見下ろし上記呟くと発した殺気で相殺し。ふん、と眉間へ眉を寄せるとそのまま歩き出しては暫くすると竹林を抜けて少し高い丘だったようで、そこから眼下に広がる都会の街並みに目元を細め )
( / 遅くなりましたがallにて出させて頂きますね。よろしくお願いします。 )
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