青髭 2017-05-03 23:03:42 |
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クソッ、お前の走りじゃ追いつかれるのが関の山だ! ──悪く、思うな……!
(共に暮らし数週間、どれほど罵声を浴びせようと、どれほど乱暴にあしらおうと、変わらず優しく微笑みかけてきた遥か歳下の美しい娘。狡猾な打算に違いないと疑った、期待などするな、望みなど持つなと自分を叱りもした。しかしそれでも彼女を心配してしまう本心に嘘をつけず館に駆け戻ってみれば、恐怖に顔をこわばらせ、髪を靡かせながらこちらに走り寄る彼女──ジュリアと、その奥で何やらおぞましい変貌を遂げている得体の知れぬ怪物の姿を見とめ、瞬時に状況を理解する。彼女が小部屋を開けてしまったものの、自分を呪うあの悪魔はどういうわけかわからないがジュリアの誘惑に失敗し、彼女に危害を加えるべくして姿を変えている最中なのだ。
鍵を受け取りながら腰の剣に手を伸ばし「逃げろ」と命じようとしたが、しかし同時に、自分と同じ聡さで把握したらしいジュリアが自分の手を引き、館の奥に走り出す。自分を盾にするでも、自分を置いてひとりで逃げ出すわけでもないその行動に驚くが、後方で怪物が唸り声をあげて走り出したことに気がつくと、苛立たしげに彼女に叫んでから、いきなり彼女の足元を掬うようにして横抱きに抱えつ駆け出し、怪物が巨大な爪を振り下ろすその一瞬前に、室内の階段を大きく跳躍して飛び降りる。寄る年波には勝てず衝撃が脚を貫く痛みに堪える間、食いしばった歯の奥から絞り出すように彼女に命じ。)
この階の、右手の廊下の奥に……鉄の扉の部屋がある。俺が一瞬時間を稼ぐから、そこの鍵を開けてくれ──そこに逃げ込んだら、扉を少しだけ開けて俺を呼べ!
(/こちらも遅れてしまい、大変申し訳ございませんでした。参加希望の状況から、また何より>12様のジュリア嬢が願ってもないほどの素敵な娘様ですので、是非>12様にお相手をお願いし致します……!
畏まりました、大柄でがっちりした体型の強面の男、でございますね。年齢は特には考えていなかったのですが、婚歴を考えると“40代”というリアルな設定は非常に好みですので、ぜひそうさせていただきます。
ジュリア嬢について、20代の年齢設定了解致しました。ロルの中で描写させていただきたいので、そのうち髪色や瞳の色なども設定がございましたら、おいおい教えていただければ幸いです。
結婚の理由については、“4番目の妻がまたも不審死を遂げたため、新しい妻が必要だったから”というのが主な理由ではありますが、実はそれだけではなかった……という風にできたらと考えています。そのうち青髭に語らせるか、>12様と相談しながら決めていきたい所存です。
ありがとうございます。こちらの方も、時間を追いながら少しずつジュリア嬢への愛情を出していけたらと思っています。改めて、宜しくお願い致します。)
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