Writer 2017-04-17 21:59:14 |
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まずは、私を選んでくださったことに心よりの感謝を。ご期待に沿えたのなら嬉しい限りだわ。頑張った甲斐があるというものね。特に名前は、設定を読んですぐに思い浮かんだものなの。由来は、まぁ、ほとんどそのままなのだけど……いつかそんなお話もできたらいいわね。
バーソロミュー、アナタのプロフィールも拝読したわ。――まさに思い描いていたイメージそのもの!問題など欠片も見当たらなかったから、このままお返事させていただくわ。
それから、声掛けはキャラ口調との事だったから私が話しているけれど…展開の相談等、やり辛い場合は仰ってね。すぐに背後と交代するわ。
――では改めて。どうぞ末永くよろしくね。
――うふふ、せっかちな方。私は逃げたりだなんてしないのに。でも…そうね、随分と探し回ってくださったみたい。
(周囲の客や娼婦たちから好奇の視線を注がれる中、そんな事は物ともせずに相手の瞳だけを見つめ続ける。他の誰でもない"私"に意識を奪われている目の前の男の、何と愚かで愛しい事か。初々しい反応が返って来ればどこか満足げに口角を上げ、相手の足元を見遣ってその言葉に偽りなしと判断すれば傍らで事の成り行きを見守っている店主にちらりと視線を向けて。許可を与えるように小難しい顔で頷いたのを見て取れば目線だけで頷き返し「――それじゃあ、ご案内するわね。本来なら飛び入りの方を受け入れることは無いのだけど…今回は特別。修道士さまが訪ねていらっしゃるなんて、きっと私ぐらいのものだわ」するりと彼我の距離を詰めれば布袋を掴む相手の手に自分の手を重ねてそっと押し留めるようにし、至近距離でじっと見上げては「こんな場所で無粋はよして。……さ、行きましょ?」と微笑みかければくるりと身を翻して歩き出し)
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